優先道路とは?交差点でどちらが先に行けるかを元教官が解説
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信号機のない交差点で「どちらが先に行けるのか」を決めるのが優先のルールです。学科試験では、優先道路→道幅→左方優先という順番で判断します。
この順番を知らないまま個別の問題を解くと、毎回迷います。まず順番を頭に入れてください。

この記事を書いている僕は、教習所の教習指導員として12年勤めていました。路上教習で事故が起きやすいのも、信号機のない交差点です。

優先道路と言えるのは次の2つ
・「優先道路」の標識がある道路
・交差点の中まで中央線や車両通行帯が続いている道路
2つ目がとても大事です。交差点にさしかかったとき、センターラインが交差点の中で途切れずに続いているかを見てください。続いていれば、その道が優先道路です。

「広い道だから優先道路」ではありません。道幅と優先道路は別の話なので、ここを混ぜないでください。
| 順番 | 見るところ | 結論 |
|---|---|---|
| ① | 優先道路があるか | 優先道路を通行している車が優先 |
| ② | 道幅が明らかに違うか | 広い道を通行している車が優先 |
| ③ | 同じような道幅のとき | 左から来る車が優先(左方優先) |
上から順に見て、決まった時点で終わりです。優先道路があるなら道幅は関係ありませんし、道幅が違うなら左方優先は関係ありません。
迷ったら、この3段階を上から順に当てはめます。
語呂合わせ:「優先道路 → 広い道 → 左から」
まず優先道路かどうか。違えば道幅。それも同じなら左から来る車が優先。3つの段階を上から順に見るだけです。
見通しのきかない交差点では徐行が必要ですが、優先道路を通行しているときは徐行の義務がありません。信号機があるときも同じです。
ただし義務がないだけで、安全確認は必要です。相手が止まってくれるとは限らないからです。
反対に、狭い道から広い道に入るときは徐行して、広い道を通行する車の進行を妨げてはいけません。
| 相手 | どうする |
|---|---|
| 路面電車 | 同じ方向に進む場合、路面電車が優先 |
| 緊急自動車 | 交差点付近では交差点を避けて左に寄り一時停止/それ以外は左に寄って進路をゆずる |
一方通行の道路など、左に寄るとかえって妨げになる場合は、右に寄って進路をゆずります。「必ず左に寄る」と書かれた選択肢は誤りです。
答えを見る前に、○か×かを決めてから読み進めてください。
交差点の中まで中央線が引かれている道路は、優先道路である。
答え:◯
標識がなくても、交差点の中まで線が続いていれば優先道路です。
道幅が広い道路は、すべて優先道路である。
答え:✕
道幅と優先道路は別の話です。優先道路は標識か、交差点内の線で決まります。
優先道路を通行しているときは、見通しのきかない交差点でも徐行しなくてよい。
答え:◯
徐行の義務はありません。ただし安全確認は必要です。
同じような道幅の交差点では、右から来る車が優先である。
答え:✕
左方優先です。左から来る車が優先になります。
狭い道から広い道に入るときは、徐行しなければならない。
答え:◯
広い道を通行する車の進行を妨げないように徐行します。
交差点で路面電車と同じ方向に進むときは、路面電車が優先する。
答え:◯
路面電車はレールの上しか走れないため優先されます。
緊急自動車が近づいてきたら、どんな場合でも必ず道路の左側に寄る。
答え:✕
一方通行などで左に寄るとかえって妨げになる場合は、右に寄ってゆずります。
交差点の付近で緊急自動車が近づいてきたときは、交差点を避けて左に寄り一時停止する。
答え:◯
交差点付近では交差点を避けて止まるのがポイントです。
優先道路を通行していれば、交差点で安全確認をしなくてもよい。
答え:✕
徐行の義務がないだけで、安全確認は必ず必要です。
優先道路の標識がある道路に入るときは、その手前で一時停止しなければならない。
答え:✕
一時停止が必要なのは「止まれ」の標識がある場合です。優先道路の標識だけでは一時停止の義務は生じません。
この記事のまとめ
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