免許を取ったら車はどうする?5つの選択肢を元教官が正直に比べる
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免許が取れたあと、多くの人が最初につまずくのが「車をどうするか」です。買う・借りる・親の車を使う——どれが正解かは、その人の使い方とお金の事情で変わります。
この記事では5つの選択肢を並べて、それぞれ向く人と向かない人をはっきり書きます。

この記事を書いている僕は、教習所の教習指導員として12年勤めていました。卒業生から「どれがいいですか」と何度も聞かれた話です。先に言っておくと、全員におすすめできる方法はありません。
- 免許は取ったが車をどうするか決まっていない
- お金をかけずに車に乗りたい
- カーリースが得なのか知りたい
選択肢は5つ

| 方法 | 初期費用 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 親・家族の車を使う | ほぼ0円 | 実家にいる/たまにしか乗らない |
| 中古車を買う | 車両代+諸費用(数十万円〜) | 長く乗る/まとまったお金が出せる |
| 新車を買う | 頭金+ローン | 10年以上乗る/最新の安全装備がほしい |
| カーリース | 0円のことが多い | 頭金が出せない/月々を一定にしたい |
| カーシェア | 入会料のみ | 週末だけ/都市部に住んでいる |

まず確かめてほしいのは「週に何回乗るか」です。週1回以下ならカーシェアのほうが安く済むことが多く、毎日乗るなら自分の車を持つほうが安くなります。
いちばん誤解されているところ
総額でいちばん安いのは、たいてい「中古車を現金で買う」です。
カーリースの月額には、車両代のほかに金利・手数料・税金・車検代が全部含まれています。だから月々は安く見えても、支払い終わったときの合計は購入より高くなるのが普通です。
それでもカーリースが選ばれる理由
・頭金がいらない(免許を取ったばかりで貯金がない人に現実的)
・税金と車検の大きな出費がない(月々に均されている)
・新車に乗れる(同じ月額なら中古車より新しい車になることがある)
・「安いから」ではなく「まとまったお金を用意しなくていいから」が正しい理由
逆に言えば、数十万円を用意できる人にはカーリースを勧めません。中古車を現金で買って、税金と車検を自分で払うほうが安く済みます。
カーリースが向かない人
| こういう人 | 理由 |
|---|---|
| 途中でやめる可能性がある | 原則中途解約できない。違約金が出る |
| たくさん走る | 走行距離の制限を超えると追加料金 |
| 車をいじりたい | 改造は原則できない(返す前提のため) |
| まとまったお金がある | 総額では買ったほうが安い |
特に1つ目が大きいです。転勤・引っ越し・結婚で車が要らなくなっても、契約は続きます。3年後・5年後の生活が読めない人は、慎重に考えてください。
カーリースを選ぶときに見る4つ

この4つだけ見れば決まります
①月額に何が含まれるか(税金・車検・メンテが込みか、別か)
②契約年数(短いほど月額は上がる。途中解約はできない)
③走行距離の制限(超えると追加料金。年1万kmが目安)
④契約が終わったとき車がもらえるか(もらえるなら、実質は分割払いに近い)
④が分かれ目です。車がもらえるプランは、走行距離の制限がなくなることが多いので、長く乗るつもりなら結果的に得になりやすくなります。
主なサービスのちがい
| サービス | 契約できる年数 | ここが他と違う |
|---|---|---|
| ニコノリ | 1〜9年 | 月々の下限が低い。9年のもらえるプランは走行距離の制限なし/短いプランは制限あり |
| オリコで乗ーる | 1〜9年 | 車種が約300と多く輸入車も選べる。走る距離を月500km単位で自分で決められる |
| MOTAカーリース | 7・9・11年 | 必ず車がもらえる形だけ。走行距離の制限なし。メンテのパックはない |
| カーリースカルモくん | 1〜11年 | 7年以上なら距離の制限なし+車がもらえる。ただし途中でやめられない |
| リースナブル | 3・5・7・9年 | 途中でやめられるのが持ち味。ただし選べる車種が少ない |
| エンキロ | 記載なし | 走った分だけ払う(基本料+1kmいくら)。あまり乗らない人ほど安くなる |
| オリックスカーリース | 5・7・9・11年 | 7年以上なら車がもらえる。決まった年数を過ぎれば返却・乗り換えができる |
表のうちエンキロだけ、料金の考え方が違います。ほかは「毎月いくら」と決まっていますが、エンキロは基本料金+走った距離ぶんという形です。週末しか乗らない人には安く、毎日長い距離を走る人には高くなります。
⚠ 注意
料金やプランの中身は変わります。申し込む前に、必ず公式サイトで最新の条件を確認してください。特に走行距離の上限と中途解約の扱いは、契約前に自分の目で見ておくべきところです。
このうち下の4つは、当サイトから見積もりまで無料で進められます。月額だけでなく、上の4つを見比べてください。
月々の下限が低く、もらえるプランは走行距離の制限なし。
車種が多く、走行距離を自分で選べます。
7年で車がもらえる形が基本です。
走った距離ぶんだけ払う形。週末しか乗らない人向けです。
よくある質問
免許を取ったばかりでも審査に通りますか
通ることはありますが、収入と勤続年数が見られます。学生や働き始めたばかりの人は、親に連帯保証人になってもらうと通りやすくなります。
保険はどうなりますか
任意保険は自分で入ります。リース料には含まれていないのが普通です。免許を取ったばかりの年代は保険料が高いので、車の月額と合わせて考えてください。
結局いちばん安い方法は何ですか
週1回しか乗らないならカーシェア、毎日乗るなら中古車を現金で買う、というのが総額では安くなりやすい形です。カーリースは「まとまったお金を用意できないけれど、毎日乗る」人のための方法です。
この記事のまとめ
- 選択肢は親の車・中古車・新車・カーリース・カーシェアの5つ
- 週に何回乗るかで向くものが決まる
- 総額なら中古車を現金で買うのがいちばん安いことが多い
- カーリースは安いからではなく、頭金が要らないから選ぶもの
- 見るのは月額の中身・契約年数・走行距離・車がもらえるかの4つ
- 中途解約できない。3〜5年先が読めない人は慎重に