合宿免許を卒業したら?本免許試験・免許センターの流れを元教官が解説
- 合宿を卒業したら、すぐ免許がもらえるの?
- 卒業後って、何をすればいい?
- 本免許の試験は難しい?どこで受ける?
そんな疑問に、元教官がお答えします。

教習所で12年間、教官をしていました。卒業がゴールだと思って気を抜く生徒も多いので、卒業後の流れをまとめました。
合宿免許を卒業しても、実はその時点ではまだ免許証はもらえません。
卒業後に「本免許学科試験」に合格して、はじめて運転免許証が交付されます。
この記事では、卒業後にやること・本免許試験・免許センターの流れを、元教官の目線でやさしく解説します。
⏱ 先に結論
卒業=免許取得ではありません。卒業証明書を持って免許センターで本免許学科試験を受けます。
卒業証明書の有効期限は1年。卒業後はなるべく早く試験を受けましょう。
合宿を卒業しても、まだ免許じゃない?
そうなんです。合宿免許で受かるのは「卒業検定」まで。これで教習所は卒業ですが、免許証はまだ手元にありません。
卒業後に、自分の住民票がある都道府県の運転免許試験場(免許センター)で、本免許の学科試験を受ける必要があります。

合宿で受けるのは技能中心。最後の「本免許学科試験」だけは、地元の免許センターで受ける仕組みなんです。
卒業後の流れ【4ステップ】
- ①卒業証明書を受け取る
- 卒業検定に合格すると発行される。本免許試験に必須。有効期限は1年。
- ②免許センターへ行く
- 住民票のある都道府県の運転免許試験場で受験。事前予約が必要な場合も。
- ③本免許学科試験・適性検査
- 学科試験(マークシート)と視力などの適性検査を受ける。
- ④合格→免許証の交付
- 合格すればその日のうちに免許証が交付されることが多い。

卒業したその足で…とはいきません。地元に戻ってから免許センターへ。平日しか受け付けていない点にも注意です。
本免許学科試験の難易度と対策
本免許の学科試験は95問(うち文章問題90問・イラスト問題5問)で、90点以上(90%)で合格です。
合宿中に学んだ内容が中心ですが、範囲は仮免よりも広くなります。油断せず対策しておきましょう。
- 卒業後、間を空けずに受ける(忘れないうちに)
- 学科アプリ・問題集で本免許用の問題を反復
- ひっかけ問題・イラスト問題に慣れておく

「卒業でホッとして勉強をやめる」人ほど本免で落ちます。卒業後こそ、ラストスパートで一気に受かりましょう。
免許センターに行くときの持ち物・注意点
- 卒業証明書(有効期限1年以内)
- 本人確認書類・住民票(必要な場合)
- 本免許試験の手数料(受験料+交付料)
- 印鑑・証明写真(センターにより異なる)
- メガネ・コンタクト(視力検査用)
免許センターは平日のみ・受付時間が短いことが多いです。事前に公式サイトで持ち物と時間を必ず確認しましょう。
卒業証明書の有効期限(1年)に注意
卒業証明書の有効期限は、卒業検定に合格した日から1年です。
この1年を過ぎると、また教習をやり直すことになってしまいます。卒業後はできるだけ早く本免許試験を受けましょう。

「忙しくて後回し」で期限切れ…は本当にもったいない。卒業したら、まず免許センターの予約を取りましょう。
よくある質問(卒業後FAQ)
- Q. 合宿を卒業したら免許はもらえますか?
- A. まだです。地元の免許センターで本免許学科試験に合格して、はじめて免許証が交付されます。
- Q. 本免許試験はどこで受けますか?
- A. 住民票のある都道府県の運転免許試験場(免許センター)で受けます。
- Q. 本免許学科試験の合格ラインは?
- A. 95問中90点以上(90%)で合格です。
- Q. 卒業証明書に期限はありますか?
- A. 卒業日から1年です。過ぎると教習をやり直しになるため、早めに受験しましょう。
本免許試験にかかる費用【具体的な金額】
本免許試験は、卒業後に自分で免許センターへ行って受けます。かかる費用の目安は次のとおりです。
- 受験料(学科試験)
- 1,750円
- 免許証交付料
- 2,050円
- 合計の目安
- 約3,800円(都道府県により多少前後します)
- 再受験する場合
- 落ちるたびに受験料1,750円が再度かかる

合宿の料金とは別に、最後にこの3,800円ほどが必要になります。当日に払えるよう用意しておきましょう。
免許センターに行く前に知っておきたいこと
免許センターは、教習所と違って受付時間や曜日が限られています。ムダ足にならないよう、事前に確認しましょう。
- 受付は平日のみ
- 土日祝は学科試験を受けられないことがほとんど。
- 受付は午前中が中心
- 午前の受付に間に合うよう、早めに行くのが安心。
- 予約が必要な県もある
- 事前予約制の免許センターも増えている。公式サイトで確認を。
- 結果・交付は当日
- 合格すればその日のうちに免許証が交付されることが多い。
本免許の学科試験に落ちたら?
本免許の学科試験に落ちても、何度でも再受験できます。あきらめる必要はありません。
卒業証明書が有効(1年以内)なら、技能は免除されたまま、学科だけを受け直せます。ただし、そのたびに受験料がかかります。

「卒業した安心感」で勉強をやめると、本免で足踏みしがち。受かるまで学科アプリを続けるのがコツですよ。
本免許学科試験の出題範囲と対策
本免許の学科は、仮免までの内容に加えて、第二段階(路上・高速・応急救護など)の範囲まで広がります。
- 出題の中心
- 標識・標示、交通ルール、運転者の義務、危険予測など。
- イラスト問題(5問)
- 1問2点の配点。「歩行者が急に出てきたら」など危険予測を問う。
- 対策のコツ
- ひっかけ表現(必ず・すべて等)に注意。学科アプリで反復するのが効率的。
卒業証明書をなくしたら?
卒業証明書を紛失した場合は、卒業した教習所に連絡すれば再発行してもらえます(手数料がかかることが多い)。有効期限(1年)は変わらないので、早めに手続きしましょう。
まとめ:卒業後は「早めに免許センターへ」
合宿免許の卒業はゴール目前ですが、最後に本免許学科試験が残っています。
卒業証明書(有効期限1年)を持って、早めに免許センターで受験。これで晴れて免許取得です。

あと一歩です。卒業の勢いそのままに、本免許試験まで一気に駆け抜けましょう。応援しています!